スピーチを頼まれた立場を理解する

媒酌人のあいさつには、一つのパターンがありますが、来賓などの祝辞については決まった形式はなく、むしろ、その人個人のもち味がにじみ出るような話し方のほうが、強い印象をあたえるものです。
 
ひと口に来賓といっても、その立場はさまざまで、家庭との親交から招かれたもの、先輩、友人、師弟関係など、無数の関係がありますが、結婚を祝福するという共通の意思は貫かれているものです。
 
しかし、その人の思想や社会的立場によって、話の中身はずいぶん違います。

けれども身近な職業を通じての立場から視福されるのは、受ける側にとっても、理解しやすいものといえましょう。
 
たとえば、新郎、新婦の勤務先の経営者は企業家らしいことばで述べ、両親の知人、友人の場合は、友情というものは親同士のものだけではなく、親をとおしてその家庭におよんでいるものですから、友人の子どもの結婚にも、ひとしおの感慨をもって述べましょう。

師弟関係のあいさつは、とかく説教になりやすいものですが、くだけた口調で語りかけ、師弟の親しみがあふれたあいさつをすれば、好感がもたれます。
 
先輩、友人、同僚の場合、ただ親愛の情を示そうとするあまり、いわなくてもよいすっぱ抜きを披露してしまう人もあります。

満場の哄笑を誘うことで、宴をなごやかにしたと思い込むのでしょうが、そのために、ほかの方の祝辞の真実性を疑わせる結果を招くことを考えれば、話題については、十分に気をつけて、あいさつすべきでしょう。
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